文学生のふんわり金魚日記

文学院進という片道切符を選んでしまったへなちょこ女子大生がふんわり頑張る日記です。文学の中を泳ぎ回れるようになりたい。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

尊厳ある生と死―ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読みました

WWI後間もないロンドンのある1日を描くヴァージニア・ウルフ著『ダロウェイ夫人』。「個性ある死」の視点で考えたことを少し。

真木悠介『気流の鳴る音』を読みました

彼氏いわく「俺の人生を変えた本」、真木悠介先生の『気流の鳴る音』を読みました。インディオの世界観と真木先生のすばらしい構造力。

大都会で古本を求め歩いたはなし

少し間があいてしまいました。 こんにちは、ただいま夏休み真っ盛り、実家に戻っておりますタチバナです。 ここ1年ほどで体重がかなり減ってしまったためか、両親や親戚から「もっとご飯食べなさい」「2㎏増えるまで実家にいなさい」などお叱りの言葉をいた…

アカデミアへのあこがれと留学と挫折のはなし

就活をわざわざ経た上でなぜ院試を選ぶに至ったのかという話をしたいと思います。 もともと私は高校生の時分から、「院まで行って学問をしたい」と言っていました。 これは決して高尚な志うんぬんの話ではなく、女子高生のふんわりとしたアカデミアへのあこ…