文学生のふんわり金魚日記

文学院進という片道切符を選んでしまったへなちょこ女子大生がふんわり頑張る日記です。文学の中を泳ぎ回れるようになりたい。

なぜ大学院まで行って文学をしているのかというはなし

文学が好きだから文学を研究している、というわけじゃなく、文学研究が好きだから文学を研究している

文系院生の就活について―とりあえず早期内定篇

早いうちに内定をもらうためには早くから社会に目を向けなくてはならないんだなぁという話

文系院生の就活について―サマーインターン編

学問を愛する文系学生たちが文系院進をためらう最大の理由、就活。はたして文系院生は本当に不利なのか―?サマーインターンを越えて私が個人的に感じたことを書きます。

大学院の冬受験について考えるー冬院試のメリット

冬受験で大学院に入るのもアリだよというはなし

メタファーでよくわからなくなったはなし

卒論を書く中でよくわからなかったメタファーのはなし。metaphors we live byですよ。

太宰治『斜陽』と蛇というモチーフ

『斜陽』に繰り返し登場する「蛇」をめぐるゆるやかな考察。「蛇の卵を焼く」ことが一体に何を示唆しているのか。

就活が嫌過ぎて香港へ逃亡したはなし

6月末に行った弾丸香港旅行について。就活から逃げたくて香港まで行ったのに、結局逃げられなかったはなし。

卒論の中間発表におびえています。

中間発表の準備、ダメです。

辺境の19世紀末と恋―クヌート・ハムスン『ヴィクトリア』を読みました

ノルウェーのノーベル賞作家、クヌート・ハムスンの『ヴィクトリア』についてお話しします。

尊厳ある生と死―ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』を読みました

WWI後間もないロンドンのある1日を描くヴァージニア・ウルフ著『ダロウェイ夫人』。「個性ある死」の視点で考えたことを少し。

真木悠介『気流の鳴る音』を読みました

彼氏いわく「俺の人生を変えた本」、真木悠介先生の『気流の鳴る音』を読みました。インディオの世界観と真木先生のすばらしい構造力。

大都会で古本を求め歩いたはなし

少し間があいてしまいました。 こんにちは、ただいま夏休み真っ盛り、実家に戻っておりますタチバナです。 ここ1年ほどで体重がかなり減ってしまったためか、両親や親戚から「もっとご飯食べなさい」「2㎏増えるまで実家にいなさい」などお叱りの言葉をいた…

アカデミアへのあこがれと留学と挫折のはなし

就活をわざわざ経た上でなぜ院試を選ぶに至ったのかという話をしたいと思います。 もともと私は高校生の時分から、「院まで行って学問をしたい」と言っていました。 これは決して高尚な志うんぬんの話ではなく、女子高生のふんわりとしたアカデミアへのあこ…

はじめて担当教授の論文を読みました

期末レポート:詩の和訳と分析 私の所属するゼミでは毎年春学期、学生が各自外国語で書かれた詩を1つずつ選び、それを和訳・解釈してレポートにまとめるというのが慣例になっています。 最終的には年度末に編纂されるゼミ論集に掲載され、以後長年にわたり大…

内定を放り投げ、文系院進を決めるにあたって

つい昨日、内定を辞退しました。 私タチバナは、現在ぴちぴちの大学4年生。 ですのでここ数か月間はずっと、人並みに汗と涙を流しながら就活前線に立っておりました。 泣き虫なので涙の量は人並み以上だったかもしれません。 最終面接を5,6社連続で落とされ…